前田慶次郎 その15 「前田藩との別れ」

戦国風流武士 「前田慶次郎」 その15

「前田藩との別れ」

一時間後、金沢の城下から松任、小松、大聖寺などの町々を連ねて越前北の庄(福井)に向かう街道を、

流星のような速さで馬を飛ばしている武士があった。

一面の雪に閉ざされた加賀平野を一筋に貫く街道を、人馬一体となって疾駆して行くその姿は、駿馬・松風

に乗った慶次郎であった。

15里の道を半日のうちに乗り切った慶次郎は、正午ごろ、白山山脈から西に分かれる山脈を越える牛の谷

峠に立った。

ma.前田慶次郎&松風Ⅱ

峠は加賀と越前の境になっている。

慶次郎は馬を峠の頂点に乗り止めて、やや長い間、後ろを振り返っていた。

しかし、その目を返して、行く手の山と山との間をうねりながら次第に下り坂になって続く一筋の道を見る

と、この道が北の庄に続き、北の庄から京に、京から天下の至るところに繋がっているのだと思って、胸は

からりと鳴って開けた。

「おれは深山の鷹、自由こそ命!」

慶次郎は幸若の歌を口ずさみ、峠の道を下っていった。


これは山王の神のつかわしめ、

赤いトッサカ、立鳥帽子

黄金の御幣のきらきらと、

日枝の山々いくめぐり

柿をたずねていくめぐり

ヤア、ポン。ヤア、ポン。


自由を求めて、加賀を離れた戦国風流武士・慶次郎
妻子を加賀に残し、何を考え出奔したのでしょうね!

sakura 20120817 001

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≪昨日の解答≫
昨日の正解:茶道
前田利家は、茶道を千利休・織田有楽に学び、茶入は秀吉から譲られた名品で天下三茄子の一つに数えられる「富士茄子」という。

≪本日の問題≫


                           <参考文献:戦国風流武士 前田慶次郎(海音寺潮五郎暑)>
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