『天才軍師・竹中半兵衛』 その28
『粗相は家の名誉』
半兵衛が武士としても心掛けを語るような話が、名将言語禄(江戸末期)などにありますので、これを少
し記事にしてみたいと思います。
竹中半兵衛(1544-1579年)

その7
ある時、半兵衛が人々を相手に合戦談をしている時、子の左京(重門)が席を立ってよそに行き、しばらく
して帰って来た。
「戦さ物語の途中で席を立つということがあるものか」
と、半兵衛が叱ると、
左京は
「小便にまいったのです」
と言い訳した。
半兵衛は一層腹を立て
「何でその場に垂れ流さぬぞ。竹中の子が武道の話に聞き惚れ、粗相をしてしまったと言われることは、
家の名誉になることぞ」
と、言ったという。
(名将言語禄)
こうして半兵衛の伝記を見てみると、小説で読みより伝記のほうが面白い人物と、その反対の人物とが
あることがわかります。
半兵衛の場合は、伝記よりも小説で読んだ方が面白い人物であることがわかります。
半兵衛の詳しいことが分からないこともありますが、彼の人物の面白さは外見的なところではなく、内面
的なところにあるからなのでしょう。
長い間、竹中半兵衛にお付き合い頂き、ありがとうございました。
次の戦国武将は、「逆臣の武将・明智光秀」を予定しております。

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いつもありがとうございます。
『戦国クイズ』
≪前回の解答≫(9月20日の解答)
正解:松風
前田利家を氷のような冷水風呂に入れて、慶次郎は利家の愛馬松風に乗って国を去ったという。
ちなみに、帝釈栗毛は加藤清正、鏡栗毛は山内一豊の愛馬です。
≪本日の問題≫
<参考文献:乱世の英雄(海音寺潮五郎薯)>
半兵衛が武士としても心掛けを語るような話が、名将言語禄(江戸末期)などにありますので、これを少
し記事にしてみたいと思います。
竹中半兵衛(1544-1579年)

その7
ある時、半兵衛が人々を相手に合戦談をしている時、子の左京(重門)が席を立ってよそに行き、しばらく
して帰って来た。
「戦さ物語の途中で席を立つということがあるものか」
と、半兵衛が叱ると、
左京は
「小便にまいったのです」
と言い訳した。
半兵衛は一層腹を立て
「何でその場に垂れ流さぬぞ。竹中の子が武道の話に聞き惚れ、粗相をしてしまったと言われることは、
家の名誉になることぞ」
と、言ったという。
(名将言語禄)
こうして半兵衛の伝記を見てみると、小説で読みより伝記のほうが面白い人物と、その反対の人物とが
あることがわかります。
半兵衛の場合は、伝記よりも小説で読んだ方が面白い人物であることがわかります。
半兵衛の詳しいことが分からないこともありますが、彼の人物の面白さは外見的なところではなく、内面
的なところにあるからなのでしょう。
長い間、竹中半兵衛にお付き合い頂き、ありがとうございました。
次の戦国武将は、「逆臣の武将・明智光秀」を予定しております。

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≪前回の解答≫(9月20日の解答)
正解:松風
前田利家を氷のような冷水風呂に入れて、慶次郎は利家の愛馬松風に乗って国を去ったという。
ちなみに、帝釈栗毛は加藤清正、鏡栗毛は山内一豊の愛馬です。
≪本日の問題≫
<参考文献:乱世の英雄(海音寺潮五郎薯)>
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