美濃のマムシ 「斎藤道三」 その32

『道三の父性愛』

道三は最後の戦いの前々日、4月18日すなわち鶴山に陣取った日の夜に、日ごろ念持仏として護袋に入

れて肌身離さず携えていた仏像を、まだ幼い末子へ手紙をそえて送っています。

斎藤道三公墳
sa,斎藤道三公墳

改めて申しおくる。

わしの領土である美濃の処置は、すべて織田上総介(信長)に任せて、譲り状を信長に送った。そなたは

かねての約束どおり、京に上って妙覚寺へ行って出家することを忘れないように、一人出家すれば九族天

に生ずと言われるくらい、出家は功徳のあるものだ。わしは明日いさぎよく一戦をとげて討死にするが、法

華の妙諦(みょうたい)を持しているわしは、たとえ敵刃によって五体ばらばらにされようとも、成仏すること

疑いなきものである。必ずとも案ずるな。

4月19日

児(ちご)まいる。                                 道三入道


この子は信長に養われて、後に斎藤新五郎という武士になったといいますが、当時10歳前後であったの

でしょう。

深芳野の子供でしょうか。

この手紙見て感じることは、道三の哀々たる父性愛です。

悪党と呼ばれ、姦雄(かんゆう)と言われてきた道三だけに、「おや!」と思えるくらい父性愛を感じるもの

です。

その信仰心もめずらしく、若い時に寺に入って名僧と呼ばれたほどに仏学を修めた彼であるが、その還俗

後の行為は、とうてい信仰のある人の振る舞いではありません。

悪魔の振る舞いといっても過言ではなかったのです。



長い間、美濃のマムシさんにお付き合い戴きましたが、次回が最終回になります。
あまりにも「義」のない戦国武将ですから、疲れてしまいました ͒˃⌂˂



ランキングに参加しています
にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ

いつもありがとうございます。


pig 20150408


『戦国クイズ』

≪前回の解答≫
正解:油売り
斎藤道三は、僧侶から油商人を経てついに戦国大名にまで成り上がった人物だとされます。

≪今日の問題≫


                                  <参考文献:武将列伝(海音寺潮五郎薯)>
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

piglet01

Author:piglet01
Piglet01のブログへようこそ!!


平成26年6月30日に100城を制覇しました!

城郭ライトアップの撮影にチャレンジします。


「日本百名城塗りつぶし同好会」にも参加しています。

会員番号:908です。

日本百名城塗りつぶし同好会

パーソナルURLは、「リンク」の「日本百名城塗りつぶし同好会」からお願いします。


*参考文献:日本100名城公式ガイドブック、Wikipedia



ランキングに参加しています

人気ブログランキングへ







20140816 郡上おどり 002-1
I LOVE 郡上おどり













最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
リンク
月別アーカイブ