『直江兼続』 その41

『現代人に示唆する兼続の誇り』 その1

【兼続の気骨】

人間の魅力は、風格・人望・愛嬌などを混合した一種のオーラによることが多いのでしょう。

しかもその魅力は、必ずしも自然発生的なものではなく、本人が生まれつき持っているものでもなく、後天的

に、いわば生涯学習的に「自己努力によって生み出されたもの」もたくさんあると思います。

伊達政宗(1567-1636年)
da.伊達政宗

直江兼続の場合も正にその典型であったのでしょう。

直江兼続の他人を魅了するオーラは、気骨・勇気・決断力・行動力・愛・教養などの要素によって成り立ち、

時に応じて、これらの要素が力を発揮しています。

気骨の例としては、伊達政宗との確執があります。

政宗の黄金自慢については、以前、記事にしましたので、こちらをご覧ください。こちらをご覧ください

また、同じ政宗についてこんなエピソードがあります。

大坂城で政宗と兼続がすれ違った。

しかし、兼続は知らん顔して通り過ぎる。

政宗が呼び止めた。

「直江殿ではないか。なぜ挨拶ぬきで通られる?」

これを聞くと兼続は、はじめて気がついたように政宗を見てこう言った。

「これは失礼、伊達殿については、いつもうしろ姿(逃げる姿)ばかり見てまいりましたので、気づきません

でした」

周囲の人間は顔を見あわせ。

しかしこれは兼続にも計算があったのでしょう。

彼は会津の領主・上杉景勝が越後からここに移したのは、あくまで伊達政宗に対する押えとしてであり、

その辺をよく心得ている兼続は、相手が政宗であり突っ張ってみせたのです。

一種の駈け引きで、兼続の策謀家たる面白躍如であって、他の人間には対してはこんなことはなく、政宗

に対する意地と、上杉家家老としても誇りがそうさせたのでしょう。



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いつもありがとうございます。


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                                       <参考文献:実伝直江兼続(火坂雅志編)>
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はい、チーズ

こんにちは。いつもお世話になっております。
あら、pigletくん、おすまししてますね。かわいいなー。

兼続、嫌味な人ですねぇ。少し引いて見ると、上杉の陪臣に過ぎないのに政宗に対していくらなんでも失礼よーっと思ってしまいます。

つねまる さま

つねまるさん、こんにちわ~♪

おっさん顔丸出しで、カメラを見ています^^

兼続さんは米沢30万石を秀吉から貰ってから、つねまるさんが
指摘されている傾向が強くなっているようですね。
一国の主って感じですね。
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