『直江兼続』 その45

『現代人に示唆する兼続の誇り』 その4

【家臣への愛、深い教養(1)】

直江兼続が戦場でかぶる兜の前立は「愛」の一文字です。

この前立ては、現在上杉神社内で保存されています。

yo.米沢城 015

人を殺し合う戦場でかぶる兜に「愛」の字を掲げるのは、よほど彼に考えがあってのことでしょう。

この前立については「愛宕の愛」からとする説が有力ですが、「人を愛するがゆえに、敵を殺すのだ」という思い

があっても不思議ではありませ。

彼は米沢30万石に減封されたとき、兼続は主君・景勝にこう頼んでいます。

「領地の大削減を受けたからといって、ひとりでも家臣を召し放つようなことはなさらないでいただきたい。責任

はわたしが負います。全員いままでどおり召し抱いておいていただきたい。給与は農業振興によって生みまし

ょう」

景勝は兼続の気迫に打たれて承知したという。

また、石田三成の遺児が密かに米沢に逃れてきた。

家臣のなかには

「かくまうと、徳川殿の気を悪くする」

とビビった者もいたが、兼続は

「石田三成殿はおれと義兄弟の盟約を結んだ人物だ。その遺児が匿(かくまう)うのは武士の義である」

といって、城下の一角に住居を与え、商人として生計の道を開かせた。

さらに大坂の陣の後、身の置き所がなくなった豊臣家の遺臣たちも、ひそかに米沢城下に匿い続けたと

いう。



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                                        <参考文献:実伝直江兼続(火坂雅志編)>
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