『秀吉の大陸進出の野望』 その33

『高麗の大将軍』

翌々日、斥候と一緒に出た徳五郎が土民数人を連れて帰陣して報告した。

「きのう、忠州というところで、小西軍がまた戦して、勝ったちゅうことですばい」

清正は木陰に床冗をすえさせ、それに掛けて詳しく聞いた。

徳五郎は、連れて来た白衣の朝鮮人らに一々問いただしながら、語った。

忠州には、付近の諸郡から集まった兵がおよそ8千余人あった。利鎰とならんで高麗の将軍中の双璧と呼ば

れていた申砬(しんりゅう)が大将軍となっていた。

そこに尚州で敗れた利鎰も来たので、両人は主だった将校らを集めて、防戦の軍議を開いていた。その軍議

の席に、ひとりの将校が駆け込んで来て

「日本軍はすでに鳥領を越えて進軍して来つつあるとの、確かな話を聞いて来た」

と報告した。

みな、あわてふためいて軍の配備にかかったが、その翌日になっても日本軍の姿が見えなかったので、申砬

将軍は立腹して前日報告した将校を捕らえ

「無形の妄言をして、人心を錯乱させた罪は軽くない。斬罪に処する」

と宣告して、斬首したが、そのとたん前線から急使が来て、日本軍がすでに6kmの地点に迫って来たと報告

した。

申砬は兵を率いて出陣したが、日本軍は両道に分かれて、風雨の来襲のように押し寄せて来て、銃を乱発し

た。

朝鮮には銃がないのです。

恐れおびえて、滑走寸前となった。



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                                       <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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