『秀吉の大陸進出の野望』 その58

『兵は機である』

日本軍は碧諦館付近で巡邏兵を殺されたりしたので、臨津江の線まで出て来たが朝鮮側が船を全部味方

の方の岸に着けているので、渡ることができず江を挟んで睨み合いとなっていた。

日本軍は一策を案じて、陣所を焼き退却する様子をみせた。

朝鮮軍がさそわれて追撃に出たら、大返しに返して撃破するつもりなのです。

朝鮮側では、追撃だと主張する者と、策かも知れないので危険だという者とに2分されたが、論争していると

ころに、韓応寅が到着して、追撃説を支持したので議はまとまった。

韓応寅は、連れて来た北方兵らに先頭を勤めよと命じた。

すると兵らは

「我々は遠く北境から昼夜兼行で来たので、疲労ははなはだしいうえに到着以来、食事もしていない。そのう

え、兵器類も全部到着していない。敵の有様もまたよくわからない。一晩休憩させて欲しい。十分の準備を整

えて戦いたい」

と主張したので、韓応寅は

「その方らの言うことには、一応の理があるが、兵は機である。敵は退却にかかっている。この機を逸すること

は出来ない。気力を奮い起こして、余の命に従え」

と諭したが、兵らはきかない。双方次第に激してきた。

「軍の統制を乱し、兵機を逸するふるまい、ゆるせぬ!」

と宣告して、とくに頑強に主張する者数人を斬って、血祭りにあげた。

この峻厳さに、将軍らは恐れて口をつぐみ、全軍ふるえあがり、全軍が船に乗って川を渡った。



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                                     <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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