『秀吉の大陸進出の野望』 その59

『総大将が逃げた?』

日本軍はあわてふたむいたふりをして逃げ、朝鮮軍は勢いよく追いかけたが、ある地点まで行くと伏兵が立

ち上がり総反撃にでた。

朝鮮軍は四分五裂し総崩れとなり、数名の将軍が戦死し、兵は江岸まで逃げて来たが船に乗る暇がない。

ほとんど全員が高い岸上から川に飛び込んで溺れ、残った者は日本兵が長剣を舞わして斬った。

総大将の韓応寅と、これまでの総大将の金命元はまだ臨津江を渡らず、向こう側の本営にいたので助かっ

たが、両人とも顔面蒼白となって、あれよあれよというばかりであった。

その時、本営の中にいた検察官は恐怖に耐えなかったのか、一刻も早くこのことを平壌に報告しなければと

思ったのか、いきなり本営を飛び出し馬に載って走り出した。

美々しく軍装した高級官人が、この危急の時に、いかにもあわてた様子で駆け出したので、遠くにいた兵士

らは、総大将が逃げ出したと思った。

「大将が逃げなさるぞ!」

と、ひとりが叫ぶと、たちまち四方に伝わって

「元師が逃げる!あれだ、元師が逃げる!」

と、ほうぼうで叫びがあがった。

全軍の士卒の心から制御心が切れるとともに、いっせいに恐怖心となりドッと崩れて潰走した。

潰走がはじまると、人はもう動物的な恐怖心となり踏みとどまる者はいない。上は大将軍から下は一平卒に

至るまで、あらゆるものを捨てて、われ先にと逃げ走った。

ここで日本軍が急追撃すれば、平壌まで押し寄せ国王を虜にすることが出来た筈ですが、日本軍は川を渡

ったところで停止して進まず、数日を過ごした。




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いつもありがとうございます。



はじめての庭散歩です。
pig 20151117



                                     <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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No title

こんばんは

環境が変わり新しい所に馴染まれましたか?

私たちでも初めての事は中々慣れませんから

うさちゃんは尚更だと思うのですね

ゆっくり慣らしてあげてね。

wakasaママ さま

wakasaママさん、こんばんは。

室内はすっかり順応して、走り廻っています。

ただ、うさぎには犬・猫のように足に肉球がありませんので
フローリングに苦慮しています^^

寒くなる前にと思い、庭にも出てみました。
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平成26年6月30日に100城を制覇しました!

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