「生と死のはざまを生きた誇り高き男たち」 その1

『“出陣”― 縁起をかついだ儀式と禁忌』

出陣にあたって、大将はさまざまな儀式を執り行います。

その代表的が「三献の儀式」です。

米沢城 上杉謙信
ue.上杉謙信 米沢城

出陣の門出を祝う酒の肴として、3つ重ねの盃と三方に乗った打鮑、勝栗、昆布が、大将の前に置かれる。

大将はこれを口にし、一の盃から三の盃まで飲み干します。

打鮑は「打つ」、勝栗は「勝」そして昆布は「喜ぶ」の意味がかけてあり、「打ち勝って喜ぶ」と縁起をかついで

いたのです。

大将は、祝い酒を将兵とともに飲み終えると、右手に弓をとり、左手に軍扇を開き持ち「えい、えい」と勇まし

く叫び、そのあとに将兵が「おう!」と声を和して応じたという。

この他に、鎧の上に締める上帯の端を切って捨てる習わしがあって、これは結び目の余った部分を切り捨て

ることにより、二度と再び鎧を脱がない。すなわち戦場で討ち果てるという決死の覚悟を固めるものであった。

また、出陣の3日前から正室、側室をはじめ、女性を近づけることは禁忌とされた。

女性に接すれば、未練が残り、精力を消耗し、戦場での働きに差し支えるという理由からなのです。

出陣の日取りは、吉日を選び、凶日とされる往亡日を避けた。

往亡日とは、文字通り亡びに往く日であり、陰陽家は、春は7、14、21日、夏は8、16、24日、秋は9、18、

27日、冬は10、20、30日が、この日にあたるとしています。

方角については、死者を北枕にすることから、北を避け、出陣の方角を東または南にあたるように配慮した。

大将は、顔が東から南に向くように床几(しょうぎ)に腰を下ろし、武具も同様においたという。



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pig 20151121




                              <参考文献:戦国武将おもしろ辞典(奈良本辰也監修)>
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ねむねむねむ

こんにちは。ご無沙汰してます。寝てばかりで申し訳ない次第。

別に精力を使わなくていいから、いってらっしゃいまし、ぐらいはさせろー!っと思うのですよー。
まったく、いざとなるとだらしないんだからー。

pigletくん、気持ちよさそうですね。見ているこちらも、ねむねむです。

つねまる さま

つねまるさん、こんにちわー

まったく、そのとおりです!
随分と帰ってこない人もいたでしょうにねぇ~

武士たちのエゴは凄かったでしょうネ❛︵❛ 

> pigletくん、気持ちよさそうですね。見ているこちらも、ねむねむです。

歯切りに行ってきましたので、2日間は嫌われていました><
3日寝ると忘れてくれるでしょう^^

大将どの

初陣はご自愛されてくださいね!

人里離れていたのですから、人混みが恐くなるのはわかります。
私の場合は、日常的に人ごみは嫌いですから・・・^^

大事にされてくださいネ。
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