「生と死のはざまを生きた誇り高き男たち」 その4

『“名誉の負傷”の治療のノウハウ』

戦に負傷はつきもの。

討死や手負いは、むしろ武士の誇りで名誉とされていたが、その傷の手当はどう行われていたのでしょう。

鉄砲が戦に登場して以来、戦場での怪我は銃弾によるものが一番多くなっている。

関ヶ原の戦い
決戦関ヶ原(表紙)

その銃弾は直径10~20mmの鉛玉が使用されていた。

傷の手当は、まず玉の入りこんだところを探り、玉抜きで挟んで取り出す。抜き取れないときは、吸膏薬とい

う「たこの吸出し」のような薬を用い、膿と一緒に玉が傷口近くまで出てくるのを待って、玉抜きで取り出した。

鉄砲傷についで多かったのが、槍傷、矢傷の順で刀傷は最も少なかった。

槍や矢による傷の手当の仕方は、気付け薬、止血薬、内服薬の順に飲ませ、傷口を洗う、というものです。

傷の程度によっては縫い合わせ膏薬を塗っています。

ポルトガル人やスペイン人がキリスト教の布教と貿易の目的で渡来するようになると、南蛮式の外科治療も

行われるようになっている。

その方法は、温めた焼酎にひたした木綿で傷口をきれいに洗った後、椰子湯を傷に塗り縫合する。

その後、もう一度傷口を焼酎で洗い、卵の白味に少量の椰子油を混ぜたものを木綿にひたし、それを傷口に

当て、木綿の包帯で巻いた。

槍と矢で受けた傷は、油薬をコヨリ状にした木綿に含ませ、傷の中に入れ、傷が浅い場合のみ一針縫ってい

ます。

戦場での討死や手負いが、本当に名誉なのでしょうかネ。



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いつもありがとうございます。



pig 20151127




                             <参考文献:戦国武将おもしろ辞典(奈良本辰也監修)>
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非公開コメント

No title

こんにちは~
傷の手当てという
物凄い痛みとも戦ってたのか〜って
(@_@;)こんな顔しながら
読んでいました(^^ゞ
確かに誇りと名誉ですね

pigletちゃんはぜったい
行ってはいけませんよ〜(*>_<*)ノ

ようニャン さま

ようニャンさん、こんにちわ~♪

戦国武将たちは、戦うマシンとして活躍したのでしょうね。

無数の傷を負っていたという、本多忠勝さんは関ヶ原の戦いが終わり
太平の世になって、職を失った状態であったといいますが、戦がなく
なったのも寂しかったのかもしれませんネ。

> pigletちゃんはぜったい
> 行ってはいけませんよ〜(*>_<*)ノ

サスケさんにも行かないように伝えてください(^_^)/ 
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