『秀吉の大陸進出の野望』 その72

『朝鮮の愛国心』

最初日本軍が上陸した頃には、至るところに米その他の穀物が山のようにあって、この頃状況視察に渡鮮

した安国寺恵瓊が、「食料が実に豊富だ。内地から補給しなくても、何年でも不自由することはあるまい」と、

内地の弟子たちに書き送っている。

安国寺恵瓊(1539?-1600年)
an.安国寺恵瓊

しかし、戦地における軍隊は、平時の常識では計れないほど浪費的で、忽ち消費しつくしている。

こうなれば内地からの輸送を待つことになるが、前述のように輸送が思うようにいかないと、現地の民から

徴発ということになるが、徴発ほど民から嫌われるものはない。

はじめ、朝鮮の民らの日本軍を見る目には、悪政からの解放者といった気持ちがあったが、こうなると日本

軍を新しい圧制者としか見なくなる。朝鮮の民の間に愛国心が起こり、結束してゲリラ的抵抗がしきりに発

生した。

次に明が動きはじめた。

秀吉の最後の目的が中国本土の征服にあることは、明の朝廷も知っている。

「何と不敵なやつだ。たかの知れた東海の小野蛮国のくせに」

と腹を立てている上に、朝鮮王から危急の訴え、援軍を乞う使者がひっきりなしに来る。

明は先ず、祖承訓という将軍に5千の兵を授けて、鴨緑江を越えて南下させた。

これは6月半ばのことですから、清正が咸鏡道に入って間もなくの頃です。




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朝鮮の役の前線基地・名護屋城
na.名護屋城切り崩された三ノ丸石垣


                                  <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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