「時代をくつがえした“新兵器”の登場」 その3

『最初の一撃が決め手! 鉄砲-その性能と戦法』

合戦の戦闘スタイルを大転換させた鉄砲であったが、その性能はどうだったのでしょう。

まず、射程距離は約500m。

ただし、人馬に対する殺傷力を持つ距離は200m以下であったという。

火縄銃(江戸時代)
hi.火縄銃

ただし、具足の上から当たったのでは効果がなく、100m以下の距離から発砲する必要があった。

命中精度のほうも、火縄銃は発射時の反動が強く、100mを越すと的中率が悪かった。

従って、100mほどの近さまで敵を引き寄せて撃つ必要があったが、この近さだと敵が騎馬や駆け足の場合、

次の弾を発射する時間がない。

火縄銃は弾を装填に20~30秒を要するため、これだけの時間があれば、敵が鉄砲隊に迫り反撃に転じるの

に十分すぎるのです。

だから、鉄砲は最初の一撃が勝負であった。

また、鉄砲は一斉射撃して、はじめて敵の突撃を止め、戦局を勝利に導く働きができるので、織田信長が3千

梃の鉄砲を3段に備え、連続射撃を行ない武田騎馬軍団に壊滅的な打撃を与えた長篠の戦いは、まさに鉄砲

の長所、短所を熟知した信長ならではの戦法だったのです。

一般的に、鉄砲を単独で用いられることはまれで、弓隊とともに騎馬隊、槍隊の先鋒をつとめることが多かった

という。

敵が数百mの距離に迫った時点で、まず威嚇射撃的な意味を含めて遠戦をしかけ、さらに接近したところを銃

弾、矢を浴びせかけひるませる。

そこに槍を突き入れ、突き崩し、騎馬で蹴散らした。

敵が後退したのを追っていけば、敵も同様に鉄砲、弓、槍、騎馬を繰り出し応戦した。

この反復運動が、いわば合戦のひとつのパターンだったのです。



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長篠城
na.長篠城



                          <参考文献:戦国武将おもしろ辞典(奈良本辰也監修)>
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