『秀吉の大陸進出の野望』 その112

『清正の弁明』

「恐れながら、その3条について申上げます。

加藤清正(1562-1611年)
ka.加藤清正

第1条、小西を堺の町人と申しましたのは、小西が平壌で敗戦した時でございました。明の将軍どもが、

これをもって日本軍を軽んじたので、小西は真の日本の武将にあらず、宗対馬守も縁者であり、また朝

鮮にしばしば往来して地理に通じている故、道案内のために宗を召し連れているにすぎぬ者、真の日本

の武将とはかく申す清正である。疑わしくば、来てわれと一戦せよと申したのでございます。おわかりい

ただきたく存じます。

第2の、豊臣朝臣(あそん)と名乗りましたことについては、重々恐れ入りはいたしますが、明国の書面

に対する返書に、藤原朝臣清正では威と重みがございませんので、日本のために拝借したのでござい

ます。せん越の段は重々恐れ入っていますれば、お咎めは決して避けようとは存じません」


秀吉は一々うなずきながら聞いている。殿下はやはりわかってくださるのだと、清正は涙ぐむばかりで

感動して続けた。

「第3の、小西の和議運動を邪魔したとのこと。拙者は殿下が在韓の諸将へ下しおかれましたご布状に

あります7ヵ条をもって、講和の条件とかたく心得ていますが、小西が明の遊撃将軍・沈惟敬なる者と進

めつつある和談の条目は、すべてこの7ヵ条にそむいています」

秀吉の機嫌よげな表情はにわかに厳しいものになった。



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いつもありがとうございます。



pig 20160313




                                 <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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がんばれー

こんにちは。いつもお世話になっております。
ううう。清正くん、がんばれー。これからどうなるのかな。叱られちゃうのかな。

うさぎまんじゅう、かわいい♪
お嬢様、ちょっと狭くてご不満なのでしょうか。
お目付きが厳しくてあそばしますわよ。

つねまる さま

つねまるさん、こんにちわ~

すみません!
昨夜は帰宅が遅く、ねおちしてしまいました><

きよまさくんは、体は大きいですけど人情に厚い人間ですから、
いつもオロオロ泣いています^^
どう許して貰えるんでしょうかね。

> お目付きが厳しくてあそばしますわよ。

そうなんです。
sa-ko嬢は気も強いですが、目がきついんですよ。
子供のときから、、

それに比べると、pigletはのほほーんのおっとり屋さんです♪
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