『秀吉の大陸進出の野望』 その114

『利家と家康』

秀吉は清正に退出帰宅を命じて、家康と利家を連れて茶室に入った。

「やれ、くたびれたわ。虎のやつがあまりムキになって弁じるので、念を入れて聞いてやらねばならず、

肩が凝った。茶でも飲みましょうわい」

と、2人に笑ってみせて、茶を立てさせた。

前田利家(1539-1599年)
ma.前田利家 001

「加藤は正直もので、忠義一途な男であります。思い込んでいたのでしょう。随分と申しましたな」

と、利家は笑いながら言った。

「いかにも、いかにも。石田、小西も殿下の子飼い、加藤も殿下の子飼い、申すことは違っても、殿下に

対する忠義心は同じであります。殿下はよいご家来をお持ちです。おうらやましゅうござるわ」

と、家康は笑った。

2人は、秀吉が心の内では和議を切望していることを知っている。諸将に示した7ヵ条の和議の内容は、

本当は秀吉の見栄であって、体面が立つほどの条件なら譲歩してもよいと思っていることを見抜いてい

る。

向こうから和議の申し込みがあったのを幸いに、出来るだけまとめるように努力せよと、石田に指示し

たので、小西の交渉がこうまでだらしなくなったのであろうと推察している。

しかし、この点は家康と利家の2人の考えは違うのです。

利家は秀吉の面目が一応立つ条件がそなわるなら、一日も早く和議を結んだ方が豊臣家のためであ

り、日本のためであると思っているが、家康は当分和議にならん方がよいと思っていたのだという。



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                                  <参考文献:加藤清正(海音寺潮五郎薯)>
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