近代の城 その10

『城主は天守から城内へ』

天守は戦国時代が生んだ特産物で、城主の住居と展望用の高い楼閣とを結合したものです。

天守は櫓の一種に違いありませんが、普通の櫓が主として倉庫であったのに対し、天守は城主の

いる場所という特性があります。

安土城天守
az.安土城 005

古くは城主の住居は城内にあり、また展望用の高楼は別に設けられていたが、その両者が結合し

て一体のなったのは結局戦争が多かった事情によるものなのでしょう。

ただし、城主の日常の私生活は天守の内で営まれたか、あるいは天守は城主の公生活の場所であ

って、奥向きの私生活は天守に近い他の建物で行われたのかを確定するのは難しいです。

恐らく極めて初期の天守にあっては私生活も天守で行われたが、時が進みに公生活は天守で、私

生活は普通の御殿で営まれたのでは思います。

安土城の天守はそのようなものであったらしいのです。

すなわち安土の天守は、初期天守の最後の段階に属するもので、それは天守と城主の住居がよう

やく分離し始める時期であったのでしょう。

信長の時代以後、この分離の傾向は急速に発達し、秀吉の大坂城にいたっては全く分離していた

といいます。



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                        <参考文献:日本の合戦(新人物往来社)>

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