なぜ「飛鳥」は「あすか」と読めるの?

『飛鳥の語源は?』

奈良分地の東南に位置する奈良県高市郡の明日香村は、6~7世紀に大和政権の拠点として栄え

ていました。

その明日香は「飛鳥」とも書きます。

というより、私たちには飛鳥の表記のほうがむしろ馴染みが深いです。

飛鳥Ⅱ  👈これは違うでしょう!
as.飛鳥Ⅱ

皇極・斉明天皇の皇居であった飛鳥板蓋宮、蘇我氏の氏寺であった飛鳥寺、天武・持統天皇の皇居

であった飛鳥浄御原宮、そして飛鳥京、飛鳥時代など「飛鳥」のつく名前は例を挙がればきりがあ

りません。

「明日香」を「あすか」と読むのはわかりますが、「飛鳥」を「あすか」とはなかなか読めません。

いったいなぜ、「あすか」を飛鳥と書くようになったのでしょう。

『飛鳥(とぶとり)の明日香の里を置きて去(い)なば 君が辺(あたり)は見えずかもあらむ』

これは万葉集の歌ですが、「飛鳥」を「飛ぶ鳥」と読ませており、これが「明日香」の枕詞になっ

ています。

飛鳥=明日香=「あすか」となるのは、自然のことだったのでしょうか。

ちなみに、万葉集の用字では「あすか」は、飛鳥・明日香・阿須可・安須可など多彩な漢字があて

られているそうです。

では、そもそも「あすか」という言葉はどこからきているのでしょう。

それについては3つの説があるといいます。

①鳥のイスカが、この地に多く飛来した。

②接頭語のアに、集落を意味するスカ(住処)、または砂州を意味するスカ(洲処)をつけた。

③朝鮮系の渡来人が、日本での安住の地をアンスク(安宿)と称した。その言葉を当てはめ、この

地をアスカと呼ぶようになった。

いずれの語源にも、古代ならではのロマンティシズムが漂っています。お気に入りを説を選ぶとい

いのでしょう。

私の場合は、①がわかり易くていいですね。

ちなみに、飛鳥は大阪府羽曳野市にもあります。

こちらは、かつて百済系渡来人・飛鳥戸氏の居住地で、その経緯から考えて、こちらの語源は朝鮮

語の「アスカ」で間違いないのでしょう。



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         <参考文献:いまさら聞けない長年の大疑問(歴史の謎を探る会)>
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