「夫を餓死させられた満天姫」 その38

『津軽4万5千石』

徳川家は津軽家が石田三成の次男と娘を匿っていたのをやはり知っていたのでしょう。

秀忠はやはり津軽家を許せない、不届き至極であるとかねてから思っていて、懲罰の意を込め、

ついでにと津軽信枚を本貫の地、津軽から立ち退かせようとしたのです。

津軽家の弘前城
hi.弘前城 003

でなければ突然このとき、津軽4万5千石が芸備両国49万8千石を没収するかわりに「恩命」

の地として浮かびあがってはきません。

自分の領地である津軽4万5千石が福島正則にあてがわれると知って、津軽信枚も腰を抜かさん

ばかりに驚いた。

本貫の地は住みよい。愛着もある。

津軽三郡4万5千石というが、それは表高で実高はもっとある。

いざというとき、領民も無理を聞いてくれる。

見知らぬ地で4万5千石を貰っても、足が地に着かない漂泊の領主も同然である。

満点姫は家康の養女、戸籍のうえでは秀忠の妹。

津軽信枚は満天姫を通じて巻き返しにでる。

京都にいる秀忠に願った。

「なにとぞ、なにとぞ、津軽にそのままいさせてください」

満点姫に対する気持ちは、家康と秀忠とは違います。

秀忠は満天姫に苦労をかけたなどと思っていない。

それより、石田三成の次男と娘を匿っているのを不届きと思う気持ちのほうが強い。だから津軽を

立ち退かせようとしたのです。



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           <参考文献:戦国女人抄おんなのみち(佐藤雅美著)>
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鍵コメ さま

鍵コメさん、いつもありがとうございます。

戦国時代は現代と違い、生きていくのが大変だったでしょうね。
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