「夫への愛を貫きとおしたガラシャの娘」 その13

『ガラシャの娘・於長の縁談』

2年後に、前野長康はまたまた聚楽第普請の創建奉行に任じられた。

その時も長康は利休と幽斎に協力要請した。

出石城
iz.出石城

ほぼ丸3年、そうやって顔を合わせていると、互いの家族のことなども口にする。

「わたしには16歳の嫡男がおります」

「わたしには8つになる孫娘がおります」

などと語り合う。

そしていつしか、どちらか言いだすともなく、幽斎の孫娘・於長を前野長康の嫡男・小太郎の嫁

にと縁談がととのい、婚約までこじつけた。

秀吉が小田原の北条氏を亡ぼしたのは天正18年。

ここにようやく秀吉は天下統一を果たした。

翌天正19年、於長は13歳、小太郎は21歳になっていた。

それまでも何度か、於長が京の千本の屋敷に小太郎を、小太郎が大坂玉造の屋敷に於長を訪

ねて親密になっており、4月にいよいよ祝言という運びになった。

もとよりこの縁談については、前野長康からも細川忠興からもただちに秀吉に報告して許しを得

ていた。

前野長康も小太郎もいつもは京の千本の屋敷にいる。

だが長康は但馬守を名乗っていることでもあり、城のなる出石は但馬の国府でもあるからと、祝

言は出石で挙げることとし、長康も小太郎も出石に帰って、新妻を迎える支度にかかった。

於長はいったん千本の父・忠興の屋敷に寄り、父に別れの挨拶をした後、丹後道をとって出石に

向かった。



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                  <参考文献:戦国女人抄おんなのみち(佐藤雅美著)>
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