「夫への愛を貫きとおしたガラシャの娘」 その23

『こわっぱ役人・三成の詰問』

毛利輝元は

「関白殿下から金子を拝借したおり、御家来衆から誓書を出してもらいたいと言われました」

秀吉は目をむいていう。

「そこもとも差し出したのか」

毛利輝元(1553-1625年
mo.毛利輝元 001

「黄金3百枚をお借りしているうえに、お断りするのも角立つものですから、一門・家老と相談

して、関白殿下に対し奉り、太閤殿下と同様に馳走つかまりますと認めた誓書を差し出しました」

「追って沙汰する、今日のところは引き取れ」

秀吉はそういい、側近の石田三成らに命じて、誓書について探らせた。誓書1件は事実だった。

秀次は家来諸将諸侍60余人に誓書させていた。

とはいえ、実のところ有力な諸将侍、そのものずばり秀次に忠誠をつくしますという趣旨の誓約

書を差し出した者はひとりもいなかった。

差し出した60余人は殆どが家来で、それも主だった家来は前野長康の嫡男・小太郎改め出雲守

長重らほんの数人。

あとは渡りの稼ぎ侍など有象無象だったが、そんなことは三成らにとってどうでもよく、秀次が

誓書を出させたという事実だけで、「秀吉に対する反逆」。

こう決めつけうると考えた。

秀次の後見役は前野長康のほか、秀吉の名代として高麗に渡った4軍監のひとりだった木村重茲

も任ぜられていて、この二人は秀吉が本拠をおいた伏見の評定所に呼びつけられ、秀次の日頃の

行状について、三成から詰問に似た質問を浴びせられた。



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                <参考文献:戦国女人抄おんなのみち(佐藤雅美著)>
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