「夫への愛を貫きとおしたガラシャの娘」 その28

『秀吉の惨殺』

於長は、その時おなじ伏見にいた。

婿の死、舅の死と相次いで悲報が寄せられ、寄せられるたびに嘆き悲しみ、からだを打ち震わせ

ていたでしょう。

三条大橋
sa.三条大橋

そこへ、秀吉から父・忠興にこういってきた。

「出雲守の嫁だった娘を差し出し、黄金100枚を返上しろ」

忠興も秀次から黄金100枚を借りていた。それを返上しろというのは分かる。

しかし、娘・於長を差し出せというのは分からない。

忠興は言った。

「黄金100枚は返上します。しかし娘を差し出す訳にはまいりません」

秀吉は前野長康にこう言っていた。

「玄旨入道の孫娘は、まこと器量すぐれたる娘と聞き及ぶ」

美人だと評判だから、忠興が黄金を借りていたことに事寄せて、どんな器量なのか、その目で見よ

うとしたのです。

このことについて、再度の要求はしなかったという。

秀吉は秀次を自害させたおよそ半月後の8月2日、秀次の寵妾・侍女34人と遺児5人を三条の河

原で惨殺させた。

このむごい光景は三条の河原で半日に渡って繰り広げられたという。



ランキングに参加しています
にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ

いつもありがとうございます。


20170629.jpg



                   <参考文献:戦国女人抄おんなのみち(佐藤雅美著)>

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

piglet01

Author:piglet01
Piglet01のブログへようこそ!!


平成26年6月30日に100城を制覇しました!

城郭ライトアップの撮影にチャレンジします。


「日本百名城塗りつぶし同好会」にも参加しています。

会員番号:908です。

日本百名城塗りつぶし同好会

パーソナルURLは、「リンク」の「日本百名城塗りつぶし同好会」からお願いします。


*参考文献:日本100名城公式ガイドブック、Wikipedia



ランキングに参加しています

人気ブログランキングへ







20140816 郡上おどり 002-1
I LOVE 郡上おどり













最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
リンク
月別アーカイブ