「謂れのない汚名を後世に晒した悲劇の女・千姫」 その34

『老中の評議』

本多正純、酒井忠世、土井利勝、安藤重信、酒井忠利ら老中(年寄衆)は集まって対応を評議し、

その席に秀忠も顔を出して言った。

「出羽守(直盛)が恨みに思うのは謂れのないことではない」

徳川秀忠(1579-1632年)
to.徳川秀忠

いったことが事実なら、直盛が千姫を貰えると本気になったのは無理もないということで、やはり

家康になんらかの非があったということになるのだが、いずれにしろ、直盛がやろうとしているこ

とは公儀に対する反逆で、反逆は許されない。

秀忠は老中にしかるべき処置をとれと命じた。

老中は奉書をもって直盛に、老中・土井勝利の屋敷に出頭するよう命じた。

直盛は承知しましたと返事したが出頭しなかった。

そこでさらに徒目付(かちめつけ)を遣わすと、直盛はにわかに持病が悪化したと言いはり会お

うとしない。

老中は再び評議してこう決めた。

直盛のやろうとするところは反逆だが、出羽守が恨みに思うのは謂れのないことではないから、

直盛が自裁するなら一族から後嗣を立てて家を存続させよう。

それで、出羽守に自裁するように勧める奉書を家老に送り、出羽守が聞き入れなければ出羽守

の首を討って差し出せと命じよう。



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                <参考文献:戦国女人抄おんなのみち(佐藤雅美著)>
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