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奥羽の群雄割拠 その43

『大崎氏と葛西氏の抗争 その2』

葛西氏は、一族を多数現地に分封し、同族的な結合力が強かった。

ただその領土の地形が北上川筋を南北に細長くのびており、統治に不便なばかりでなく、中央の登

米郡付近で領土を切断される危険があった。

葛西氏家紋(三つ柏)
ka.葛西氏家紋

そこで室町時代以降は、危険地帯の要に当たる寺池に根拠を移し、登米・栗原両郡の境にある佐沼

を前線基地として全領を防衛するとともに、寺池以北の磐井・伊沢・江刺・気仙方面の経営に全力

を注いだ。

このうち磐井・伊沢は鎌倉時代からの所領であるが、江刺・気仙は必ずしもそうでなく、一円知行

ではないから、他氏の所領も多数入り混じっていた。

特に千葉氏は千葉6党と称し、磐井・気仙方面にはすこぶるはびこっていた。

さらにその北には斯波・和賀・閉伊・稗貫・工藤・戸沢の諸氏がひかえ、北方の南部氏との中間地

帯を形成している。

このような四周の情況下において、葛西氏としては、西からの大崎氏の進出を中央部で防ぐととも

に、磐井・伊沢の地盤を固め、江刺・気仙を支配下に収め、進んで緩衝地帯の大名を帰服させる必

要があった。

そのため、もっとも警戒すべき存在は大崎氏であり、遠交近攻の立場から伊達氏との接近政策が生

まれた。



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robin 20210111




<参考文献:日本の合戦(新人物往来社)>
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