奥羽の群雄割拠 その86
『最上義光の武略 その6』
最上川の西岸の西村山地方には、谷地の白鳥氏、寒河江の大江氏らの地方大名があり、とくに大江
氏は鎌倉以来の名族で、最上氏と対立していた。
最上義光の居城・山形城

しかし最上氏の勢力の拡大に伴い、早晩両者と対戦する運命にあったが、天正12年(1584年)
6月、まず谷地の城主・白鳥長久は、最上義光にあざむかれ山形城で誘殺された。
白鳥氏は大江氏の支族であったから、長久の死は義光に寒河江攻略の突破口を与えたのも同然であ
った。
義光は勢いに乗じて進撃し、寒河江城を守る羽柴頼綱を戦死させ、城を占領し大江堯元と中野原で
戦ってこれを破り、堯元は貫見村で自殺し、広元以来の名家・大江氏もあえなく滅亡した。
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いつもありがとうございます。

<参考文献:日本の合戦(新人物往来社)>
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しかし最上氏の勢力の拡大に伴い、早晩両者と対戦する運命にあったが、天正12年(1584年)
6月、まず谷地の城主・白鳥長久は、最上義光にあざむかれ山形城で誘殺された。
白鳥氏は大江氏の支族であったから、長久の死は義光に寒河江攻略の突破口を与えたのも同然であ
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義光は勢いに乗じて進撃し、寒河江城を守る羽柴頼綱を戦死させ、城を占領し大江堯元と中野原で
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