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島津義弘の関ヶ原 その285

『武士の意気地を見るべし その31』

本多忠勝は、すばやく3千の兵を束ねて島津隊を追いはじめた。

まけじと井伊直政も騎馬隊8百で猛追した。

井伊直政(1561-1602年)
ii.井伊直政

追われる身はつらい。

家康の本陣めがけて突き進んでいるときは、ひたすら前だけを見ていたが、大軍の人壁を突き抜ける

と背後が気になる。

闘志が空回りして恐怖心にとらわれる。

牧田川の土手道で山駕籠がぐらついた。

担ぎ手が傷ついているらしい。

「止めよ」

義弘はいったん駕籠から下りた。

前棒を支えていた藤井吾介が、脇腹と左脚を撃ち抜かれてあえいでいる。

「申しわけごわはん。俺(おい)はもう担げんけえ、誰ぞ代わってもんせ」

「吾介、よくぞ耐えて走った」

「大殿、早く行きやんせ。韋駄天(いだてん)も脚を撃たれたら駄馬に劣りもす。久介、国元に帰った

ら約束の知行ばもろて、母者(ははじゃ)に白飯を腹いっぱい食わせろや」

それが最後の言葉となった。



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robin 20220129




<参考文献:島津義弘(加野厚志・Wikipedia>
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