徳川家光 その38
『異性に興味がない家光』
また、家光が寵愛した少年のひとりに、水野成貞がいます。
備後福山の領主・水野勝成の3男で、有名な水野成之の父です。
水野成貞の墓(福山市)

ある時、堀田正盛とともに家光に呼ばれて茶をたまわっていたが、その時、家光が正盛の方に先に茶
を立ててやったというので成貞は怒り、畳を蹴り立ててそのまま退出し、それからはどう召されても
出仕いなかったというのです。
この他にも、家光の男色に関する話はたくさんあり、確かなものだけでも10人いたという。
人間は年頃になると、異性に対する愛恋の情が出て来て普通であり、正常な姿ですが、家光は女にな
んの不自由もない境遇にいながら、いつまでも同性しか興味を感じなかったのです。
この時代の男色は社会一般の風であったので、今日考えられるほど変態的なものではなかったのでし
ょうが、それがいつまでも続き、異性に対して全然興味を感じないとあっては、異常だったのでしょう。
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いつもありがとうございます。

<参考文献:海音寺潮五郎(武将列伝)>
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備後福山の領主・水野勝成の3男で、有名な水野成之の父です。
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を立ててやったというので成貞は怒り、畳を蹴り立ててそのまま退出し、それからはどう召されても
出仕いなかったというのです。
この他にも、家光の男色に関する話はたくさんあり、確かなものだけでも10人いたという。
人間は年頃になると、異性に対する愛恋の情が出て来て普通であり、正常な姿ですが、家光は女にな
んの不自由もない境遇にいながら、いつまでも同性しか興味を感じなかったのです。
この時代の男色は社会一般の風であったので、今日考えられるほど変態的なものではなかったのでし
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