加藤清正 Ⅱ その43
『200石の加増』
虎之介は刀の下げ緒を解いて、後ろ手にしばり上げた。
首筋をつかんで外に引きずり出し、役人どもに渡した。
加藤清正

虎之介のこの動きは、秀吉を喜ばせた。
「年の若いのに似ず、あっぱれなる手柄。なお一層はげんで、よい士になれ」
と、激賞して、200石を加増したので、虎之介は250石の身代となった。
狼藉足軽を捕らえたくらいで、200石の加増は大きいが、自分の羽翼を作ろうとしている秀吉にし
てみれば、本当はもっとやりたいところだったのでしょう。
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いつもありがとうございます。

<参考文献:海音寺潮五郎「加藤清正」>
虎之介は刀の下げ緒を解いて、後ろ手にしばり上げた。
首筋をつかんで外に引きずり出し、役人どもに渡した。
加藤清正

虎之介のこの動きは、秀吉を喜ばせた。
「年の若いのに似ず、あっぱれなる手柄。なお一層はげんで、よい士になれ」
と、激賞して、200石を加増したので、虎之介は250石の身代となった。
狼藉足軽を捕らえたくらいで、200石の加増は大きいが、自分の羽翼を作ろうとしている秀吉にし
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