平清盛 その5 『清盛の成長』

平清盛 その5 『清盛の成長』

「ようやった」

焼け野原になった佐伯の里へ上陸してきた清盛へ、嬉しそうに忠盛は声をかけた。

清盛は、別に気負ったところもなく、佐伯の里の焼き跡を見廻しながら、父に訊いた。

「女子供、老人たちは一人残らず逃がしましたな」

「あの丘の麓に集めてある」

そう答えた忠盛へ、清盛は言った。

「夫や息子たちを失った者たちばかりと思われます。この後、毎日の暮らしに困らぬよう、お手配を願い

まする」

「それを案ずるな。現在、諸国には飢饉が続いて、この佐伯の里も食物に困っていたようだ」

「しかし、そのために海上にて船を襲い、罪なき人々を殺してもよい、ということにはなりませぬ」

こういうことを言うとき、清盛は父・忠盛よりも厳しい表情をする。

倉橋島
*倉橋島町HPからお借りしています。
ku.倉橋島

父の平忠盛は40歳であった。

4代の天皇に仕えただけに、平家の武士の中でも勢力を持ち公卿(くぎょう)たちから、その存在を憎まれ

始めていた。

清盛は母の顔を知らない。

自分の母はどんな女性であったのか、訪ねても父は教えようとしなかった。

14歳で元服して以来、もう清盛は母のことを父に聞こうとはせず、弓馬の道に励んだ。それだけに、今日

の船戦に手功を立てたということは、平家の侍にとって嬉しいことであった。


東北の旅での「うさーずへのお土産」です。
生松ぼっくりと葉付人参です。
人参の葉は、4羽とも「うまうま」と食べてくれましたが、松ぼっくりは乾燥させるのに時間が
かかりそうです。(生でも大丈夫?)
om.お土産

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『戦国クイズ』

≪昨日の解答≫
昨日の正解: 本多忠勝
        本多忠勝は、朝倉軍1万に対して無謀とも思える単騎駆けを敢行。そして、この時必死
        に忠勝を救おうとする家康軍の行動が反撃となって朝倉軍を討ち崩しています。

≪本日の問題≫


                   <参考文献:武将列伝源平編(海音寺潮五郎著)、平清盛(村上元三著)>
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